SEO施策の方針
今回はWebマーケティング施策の一つ「SEO」について書きたいと思います。
SEO = 検索エンジン最適化、といえば検索結果上でより多くWebサイトが表示されるようにする施策ですね。
「表示される機会を多くし、ユーザーを獲得する可能性を高める」ためにも行われています。
SNS利用がすすみ、情報の集め方や接し方に変化が見受けられますが、それでもWebサイトを運営する上ではまだまだ重要視されている施策ではないでしょうか?
そんなSEO対策は大まかに二つ、「内部施策」「外部施策」というものがあります。
内部施策は自サイトを活用する施策、外部施策は他サイトを活用する施策(被リンク施策)とおおまかに分類できますが、MMJマーケでは前者の内部施策を重視しています。
検索エンジンの動向から
GoogleやYahooといった検索エンジンのアルゴリズム(Webサイトを評価する仕組み)が今ほど整備される前は、キーワード量だけの調整や被リンクの数を増やすだけといったシンプルなSEO施策で上位表示を目指すことが可能でした。
丁寧に仕事をするというよりも、力任せに物事を進めても認められていたという感じでしょうか。
検索エンジンのアルゴリズム変更とその結果については割愛しますが、検索結果に適切に表示されるためのガイドラインが厳格化され、一朝一夕の施策では対応できなくなっているという状況です。
何より「ユーザー最優先」という考えにここ数年シフトチェンジしており、Webサイト自身の信頼性や情報の正確性、利便性といったまでも重要視されている状況です。
上記の検索エンジンの推移に関係なく、弊社では当初から内部施策重視の方針でしたが、(ユーザー目線で考えた時も対検索エンジンで考えた時も)サイト自身への対応は柔軟性も運用性も高まることからその方針を継続しています。
大切にしていること
検索結果での表示最適化を目指している以上、Googleのガイドラインはやはり重要視しています。
※ Google Search Console ヘルプより
項目が多いので一部をご紹介すると、テキストやキーワードの調整だけではなく、コンテンツの作り方、コーディングや画像、モバイル対応、SSL対応やWebサイトの表示速度についても言及されています。
ここにあげた項目だけでも、今のGoogleが定めている評価水準が幅広い分野にまたがっていることがお分かりになると思います。
今後について
検索エンジン側では今も、パーソナライズド検索(ユーザー毎に検索結果をカスタマイズして表示する機能)やローカライズ検索(地域検索結果を検索結果画面に反映させる機能)、ナレッジグラフ表示(キーワードによっては、検索結果上に簡単な情報を表示させる機能)など様々なアップデートを行っています。
いずれも「ユーザー最優先」の方針からで、検索結果に表示させる施策プラスαの対応も求められています。
ガイドラインが整い、やることは明確化されてきていますが施策範囲は多くなっている印象です。
それらに一つずつ丁寧に対応していく、ということを忘れず今後もSEO施策を行っていければと思います。
この記事を書いた人
2018年02月09日
記事のカテゴリ:Webマーケティング