大学学術機関リポジトリへの論文登録支援システム

Outline

システム概要

システム概要
手作業では限界がある膨大な量のリポジトリ登録作業を劇的に効率化

機関リポジトリへのコンテンツ登録に際して、入力支援、進捗管理、著作権確認などの事務作業支援を行うシステムです。論文情報や出版情報を自動で取り込みでき、論文申請手続きを省力化。適用例外申請やエンバーゴ期間も簡単に登録できます。

Benefit

導入効果・解決できる課題

  • 非常に登録しづらい大本のリポジトリ登録システムへの登録作業が楽にできる。
  • 登録作業の半自動化。教員・研究者と図書館職員の作業負担を大幅に軽減。
  • 論文情報、出版情報の自動収集。アップロードする論文ファイルも確認可能。
  • 連絡作業の省力化。システム上で教員・研究者に論文登録を依頼可能。
  • 登録進捗状況、論文情報の一元管理。状況確認、情報検索が簡単にできる。
Issues

こんな課題はありませんか?

煩雑かつ多数の作業が必要なリポジトリへの論文登録。論文のデータ収集、出版社の著作権ポリシー確認、教員・研究者への確認連絡等、年間数万件もの申請に手作業で対応するのに限界を感じていませんか?

リポジトリ論文登録支援システムは、オープンアクセス方針の対象となる教員・研究者の論文を、大学学術機関リポジトリに登録申請する作業をフルサポート。図書館職員の煩雑な業務を劇的に効率化できます。

非常に収集が大変な論文データは、ResearchMap(リサーチマップ)等から自動で収集。教員・研究者は自分の論文を一覧表示して、本文ファイルのアップロードや、著作権ポリシーの確認もできます。

図書館職員は、システム上で教員・研究者に登録意志を確認し、著作権ポリシー、エンバーゴ期間等を確認して出力したzipデータをアップロードすれば登録が完了。図書館職員と教員・研究者が「何をすればいいか」を明確にすることで、登録作業がスムーズに進行します。

Merit

導入メリット

職員と教員・研究者の作業負担を軽減

論文登録内容の確認から、データ収集、職員と教員・研究者間の確認連絡、申請登録まで、システムでフルサポート

教員・研究者は、専用の管理画面で自分の論文を一覧表示でき、著作権ポリシーの確認、職員への問い合わせ、論文本文のアップロードができる。

職員と教員・研究者の作業分担とフローが明確になり、迅速な作業進行を実現

情報収集、取り込みを半自動化

ResearchMap等からAPI経由で、自動的に論文情報を集められる

「この論文のファイルをアップロードしてください」という指示メッセージが出るので分かりやすい。

SherpaRomeo(シェルパロメオ)からジャーナルの出版情報を自動取り込み

論文情報、登録進捗状況を一元管理&情報共有

全ての論文情報を一覧表示で確認でき、論文の状態やタイトル等で簡単に検索・絞り込みできる。

「未登録」「処理中」「完了済」等、ステータスごとに論文を検索、一覧表示

論文登録作業を省力化

管理画面で簡単に適用例外申請、エンバーゴ(公開禁止)期間の登録ができる。

出力ボタンを押すだけで、論文登録するためのzipデータを出力

職員が、zipデータを大学ごとのリポジトリ登録システムにアップロードすれば登録が完了

Flow of use

利用フロー

利用フロー
  • Step.01
    ResearchMap、SherpaRomeo等からデータを自動取り込み
  • Step.02
    図書館職員が登録すべき論文かどうかを確認
  • Step.03
    教員・研究員に、登録する論文データのアップロードを依頼
  • Step.04
    教員・研究員が論文の本文データをアップロード
  • Step.05
    職員が、出版社著作権ポリシー、エンバーゴ期間等を確認し、問題なければ登録を申請
  • Step.06
    システムが論文データをリポジトリに送信
Function

機能

職員専用、教員専用の管理画面

  • 図書館職員は、教員専用の管理画面にログインして、全教員の論文登録情報を閲覧、編集できる。
    ※個別の管理画面はありません。
  • 教員・研究者は個別の専用ページにログインして、登録済みの論文一覧を閲覧できる。
  • 論文の一覧表示
  • 論文の状態やタイトル等での検索

学認連携

  • 教員・研究者が別のIDとパスワード発行する必要がなく、学認と連携して、そのアカウントでログインできる。

学認(学術認証フェデレーション)【外部リンク】
学術e-リソースを利用する大学と、学術e-リソースを提供する機関・出版社等で構成された連合体のこと。

情報収集、取り込み

  • ResearchMap等からAPI経由で、論文情報を自動取り込み
  • SherpaRomeoから、ジャーナルの出版情報を自動で取り込み

申請条件登録機能

  • 管理画面でエンバーゴ期間を登録可能。
  • 管理画面で、研究成果をオープンアクセス方針の適用例外とする「適応例外申請」にすることができる。

問い合わせフォーム

  • 管理画面の問い合わせフォームを使って、教員・研究者から、当該論文について図書館職員に直接問い合わせができる。
  • 画面上にはメッセージのやり取りの履歴を表示。
Server

サーバー環境

オンプレミスのサーバーでも、AWS等のクラウドでもOK。
ご要望に合わせて、セットアップ致します。
利用サーバーの主な条件
  • ルート権限の付与が可能
  • Linux OSを搭載している
  • メモリー4GB以上
  • HDの空き容量30GB以上
Project outline

プロジェクト概要

制作期間 ご契約から稼働開始まで約半年~1年
費用イメージ ■初期費用
500万円~

■運用保守
月額約3~5万円
※その他、サーバー利用料金がかかります。
Consultation

プロに無料相談

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